ahamo(アハモ)でテザリングって、普通に使えるのかなぁ・・・
これからahamoにしようと思っているけど、いまのスマホでテザリングを使っていて、ahamoでもテザリングが使えないとまずいという方もいらっしゃると思います。
なんとなく、格安SIM・格安スマホ(MVNO)って、データ通信が遅いイメージがあって、だからテザリングも一応無料で設定したら使えますが、本当に使えるのか不安なところが多いのは事実です。
昔は、WiMAXとかPocket WiFiとかをネット用に持っていましたが、最近だと格安SIM・格安スマホ(MVNO)のデータ通信料が安いことや、月額のデータプランの容量が大容量化してきたこともあって、テザリングで済ますという方が増えているようです。
普通に家のネットですら、めちゃくちゃ使う方はたしかに光回線とか引いてますが、そうじゃなく月間数十GBでむならテザリングで十分だったりします。
特に、ahamoの場合、大盛りオプションを付けると、月間100GB使うことができます。
そうすると、月100GBもあれば、スマホの月間のデータ通信料も賄えますし、テザリングすることでモバイルWiFiルーター替わりとしても使うことができます。
実際私もahamoをテザリングしていますが、結論としては、「普通に使える」という感じです。
NTTドコモからahamoに移りましたが、だからといってなんの遜色もなく普段テザリングを使っています。
今回は、そんなahamoの無料で使えるテザリングについて、いろいろと解説していきたいと思います。
これからahamoにしようか悩みつつ、でもテザリング使えなかったら困るしどうしようかと迷っている方に、少しでも参考になれば幸いです。
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Contents
【実体験】ahamoのテザリングってどう?
とりあえず、ahamoのテザリングについては、このあといろいろまとめていくとして、
「ahamoのテザリングって、ぶっちゃけ使ってみて、どうなん?普通に使えんの?」
というみなさんの疑問のど真ん中から回答していきたいと思います。
まず、前提として、私の感想を述べるにあたり、私の立ち位置というか、状況について申し上げておきます。
例のごとく、使い方も人によって違えば、考え方、捉え方も違いますので、こういう人の感想だなと思ってみて頂ければいいかと思います。
私でいうと、
- もともとはNTTドコモを使っていて、そこでもテザリングをしていた
- NTTドコモからahamoに乗り換えて、ahamoでもテザリングを使っている
- 普段仕事でもネットを使う一方、住んでいるマンションの回線が古く、光回線が引けないので、モバイルデータ通信に100%依存して仕事をしている
- なので、ahamoのテザリングの他に、メインではWiMAXも使っている
という感じです。
こういう人が実際にahamoのテザリングを使って、感じた感想だと思ってください。
たとえば、楽天モバイル→ahamoと、NTTドコモ→ahamoだと、全然ahamoのテザリングの感想が変わると思いますので。
で、実際、私、すごくネット使うんですよ。
これは、過去3日間のWiMAなんとで使ったデータ通信料なのですが、なんと3日間で281.61GB!
結構クラウド上にデータを置いて、ローカルとの間でやり取りしつつ仕事するので、たしかにこのときは少し多いですが、それでも相当なデータ通信料を使います。
なので、ahamoのテザリングだけとはいかず、月額無制限のデータ通信であるWiMAXも併せて使っています。
前置きは、こんな感じにして、本題ですね。
NTTドコモからahamoに移ってきて、実際テザリングはどうかというと、
「めっちゃ普通に使える!」
です。
もちろん、時間帯と場所によりますが、ちゃんとスループット(速度)がでますし、なんの不便なく使えます。
NTTドコモでテザリングを使っていたころと、全然変わらない感じです。
「WiMAXも使ってんねんやったら、WiMAXと比べてもどう?」
ということですが、
「ふつうにええで」
って感じです。
さすがに、わたしは月数百GB使うので、ahamoのテザリングだけで乗り過ごすことはできませんが、普段はWiMAXを使っていて、WiMAXの電波がつながりにくいときにahamoに切り替えます。
そうすると、WiMAXではゆっくりだったら読み込みスピードが一気にあがったりします。
そんな感じで、WiMAXの補完的に、ahamoのテザリングを使っています。
「じゃあ、WiMAXよりahamoのテザリングの方がいいくらいって考えたらいい?」
という感じに聞こえるかもしれませんが、それはさすがにいいすぎです。
逆のこともあり、ahamoのテザリングだと全然だめで、WiMAXだとスース―いくことがあります。
一概にはいえませんが、そんな感じです。
なので、どっちも似たようなものと評価するのが、正当なのではないかと思います。
両者の違いは、
- 周辺に同じWiMAXなりahamoなりを使っている人がいて、その人が動画とかみて帯域を独占している
- WiMAXでも4Gにつながっているか、5Gにつながっているか
- 電波が強いか、弱いか
- 遠くの基地局の電波を間違っていらっているか
など、様々な要因によって変わってきます。
なので、私はヘビーユーザーなので、
- メイン→WiMAX
- サブ、バックアップ→ahamo
という2台体制で普段、使っているわけです。
そんなヘビーユーザーで、かつ他社のネットワークも並行してい使っているものからの感想としては、
「ahamoのテザリングは普通に使える!」
です。
ご参考までに!
そもそもテザリングとは?
ということで、結論は書いてしまいましたが、ここからはもう少し詳しく、ahamoとテザリングについて、いろいろまとめていきたいと思います。
まずは、
「そもそもテザリングってなんなん?」
っていう話です。
そもそもそんな基礎的な知識なんか知ってるからええわって方は、例のごとく読み飛ばしてくださいね!
テザリングとは?
テザリングというのは、PCやタブレットなどの端末をインターネットに接続する際に、スマホを経由してインターネットに接続する仕組みをいいます。
通常だと、上記の図のスマホのところに、モバイルWiFiルーターとか、光回線とかが入りますが、テザリングはスマホを通じてインターネットに接続するというのが特徴です。
「別にモバイルWiFiルーターでよくね?」
って一瞬思うかもしれませんが、まぁ実際そうでもあるんですが、
- モバイルWiFiルーターを忘れた
- 荷物を増やしたくないから、2つも端末を持ち歩きたくない
というときに便利なんです。
別に、PCだけでなくても、タブレットやゲーム機などでも同じことです。
テザリングの種類
テザリングっていうことば自体はなんども聞いたことがあるという方もいらっしゃると思いますが、実はこのテザリングには、3つの種類があります。
具体的には、
- WiFiに接続するテザリング
- Bluetoothに接続するテザリング
- USB接続でのテザリング
という3つがあります。
WiFiに接続するテザリング
まず、WFiに接続するテザリングについては、文字通りWiFiでインターネットを利用するPCやタブレット、ゲーム機などの端末とスマホをつなぎ、スマホからインターネットに接続する方法です。
この方式は、スマホをWiMAXやPocket WiFiなどのモバイルWiFiルーターとして使うのと、同じやり方です。
モバイルWiFiルーターも、PCやタブレット、ゲーム機などの端末からWiFiでモバイルWiFiルーターに電波を飛ばし、そのモバイルWiFiルーターからインターネットに接続します。
このWiFiに接続するテザリングのメリットは、
- Bluetoothよりも速度が出やすい
- 端末との接続距離が比較的に遠い
などがあります。
まずは、何といっても速度が出やすいところですね。
このあと紹介するBluetoothと比較すると、WiFiとBluetoothで使っている周波数帯が違うので全然速度がかわります。
少し専門的な話になってしまいますが、Bluetoothは2.4GHz帯を使っているのに対して、WiFiは2.4GHz、5GHz、60GHz帯を使用しています。
周波数帯は、高い周波数帯になればなるほど、電波が届きにくくはなりますが、反対に通信速度はあがります。
なので、高周波数帯を使っているWiFiの方が、当然に速度が速くなります。
また、規格別で見ていくと、Wi-Fi規格の11gと11aは54Mbps、11nは300Mbps、11acは6.9Gbpsとなっています。
最近の主流でいうと、ほとんど11acなので、6.9Gbpsだと思ってください。
そすると、逆にネットワークの通信速度の方が遅いので、まだ存分にWiFiの通信規格上の最高速度に到達していないことになります。
一方で、Bluetoothの通信速度は、最大でも24Mbpsなんえす。
その差、圧倒的ですね。
また、WiFiの方が、インターネットに接続したいPCやタブレット、ゲーム機などの端末と、テザリングするスマホ端末を比較的遠くにおいても通信することができます。
なので、PCのすぐよこにスマホをおいてテザリングするとかなら別に大した際はないですが、少し離れたところで使ったり、家の複数の端末をつなげたりするときなどで、インターネットに接続したい端末とスマホがどうしても距離が空いてしまうときは、圧倒的にWiFiでの接続がよいです。
よいというか、Bluetoothは、そもそも近くで接続することを前提に設計されているので、端末間の距離があるとそもそも接続できない可能性が高いです。
反対に、デメリットとしては、
- バッテリーの消耗が大きい
- セキュリティはUSB接続よりも低い
などがあります。
そもそもWiFiの最大のデメリットは、消費電力が大きいことです。
なので、長時間ずっと接続するキーボードとか、イヤホンとか、マウスとかは、普段でもWiFiではなくBluetoothで接続しているのは、そのためです。
そんなにいつもいつも使うわけじゃなかったり、スマホでも充電しながらテザリングするという場合は、そんなにデメリットではないですが、外出先で仕事するために使う場合などは、すぐにバッテリーが減ってしまうことがデメリットではあります。
スマホって、別にテザリング用にだけ持っているわけではなく、ほかにも電話したりメールしたりLINEしたり使いますよね。
ないしは、最近だとSuicaとか入ってるんで、電車に乗る時に必要だったりします。
なので、スマホの電池がなくなると、大変じゃないですか。
モバイルWiFIルーターがあると、別にモバイルWiFiルーターの電池が消耗しようと、そんなに生活には困らないので、あんまり電池の減りを気にせず使えるんで、おすすめです。
また、これは別にセキュリティが甘くて、危険というわけではありませんが、このあとご紹介するUSBでの接続と比較すると、セキュリティにつけこむ余地はあります。
別に、みんなテザリングしてますし、モバイルWiFIルーターもめっちゃ使ってますし、企業とかのセキュリティがちがちのところでも使っているので、セキュリティに問題は全くありません。
むしろ、テザリングを避けて、街中のフリーWiFiとかに接続する方がめちゃくちゃあぶないので、やめた方がいいです。
ただ、しいていえば、USB接続だと、PCやタブレット、ゲーム機などのインターネットに接続しようとする端末とスマホを電波ではなく回線で接続することになります。
そうすると、第三者から物理的に侵入される余地がほぼなくなります。
なので、セキュリティの観点で問題はないですが、しいて言うと、USB接続よりは脆弱ということです。
Bluetoothに接続するテザリング
次にBluetoothによるテザリングについてです。
この方式は、WiFiとかではなく、Bluetoothを使って、PCやタブレット、ゲーム機などの端末とスマホを接続します。
なので、WiFiによる接続の反対で、
- 端末のバッテリーの消耗が少ない
というメリットがあります。
正直、WiFiによる接続と比べて、メリットは薄いです、
ちょっと近くにある端末に接続して、少ないデータ通信のやり取りを行うくらいのイメージで使います。
また、反対に、デメリットとしては、
- 通信速度が遅い
- セキュリティはUSB接続よりも低い
というのがあります。
デメリットというか役割が違うので、WiFiとは違った側面という感じです。
こちらも、たしかにUSBよりはセキュリティ的に付け込む余地があるというだけで、普通にPasswordを設定して使っている分には、安全です。
USB接続でのテザリング
最後に、USBにより接続するテザリングというのもあります。
WiFiとかBluetoothで接続するといってきたPCやタブレット、ゲーム機とスマホを、USBを使った有線ケーブルで接続します。
有線は、実はいまだに最強説があって、まずメリットとしては、
- 通信速度が他の無線での接続方式より速い
- 接続する端末のバッテリーの消耗が少なく、場合によってはPCに接続して充電しながら利用することができる
- セキュリティが非常に高い
などがあげられます。
まさに、速度は速いし、バッテリーの消耗も少ないし、安全なら、いうことないですよね。
ただ、唯一といってもいいデメリットは、
- 有線なのでケーブルが必要
- 同時接続ができない
ということです。
物理的に用意して、いつも持ち歩かないといけないのもありますし、そもそも接続しているときに紐というかケーブルが物理的に接続されているので、邪魔ではあります。
また、ケーブルが届かないといけないので、物理的に端末同士を近くにおいて利用しないといけません。
あとは、通常は、USBを差し込む端末は、スマホ側は1つしかないですよね。
なので、WiFIとかによる接続でのテザリングなら、同時に複数台の接続ができますが、USBによる接続の場合は、同時接続ができないというデメリットもあります。
ahamoでテザリングは使える?
ということで、大体テザリングについてのことは説明したかと思います。
「じゃあ、そのテザリングというやつは、ahamoでも使えるのか?」
という点ですね。
まぁここまでahamoでも使えることを前提に話してきたので、ある程度答えは見えているかと思いますが(笑)
結論としては、以下の公式のサイトに見解があるように、普通に使えます。
ahamoだと、通常プランで毎月20GB、大盛りオプションで100GBの範囲内で、無料でテザリングを使うことができます。
他社のテザリングの対応状況は?
ahamoでテザリングが使える話をしましたが、
「でも、テザリングって、結局どこのキャリアでも使えて、条件とか変わらへんのやろ?」
と思われるかと思います。
これね、私も以前は自分の使っているキャリアで当然に無料なものかと思っていたんですが、実は結構通信キャリアによって条件が違ったりするんですよ。
テザリングって、ただ単にインターネットに接続したい端末とスマホをつなぐだけのものかと思っていたので、結構意外でした。
大体似てはいますが、大手の通信キャリアで見ると、まずテザリングすることができる容量が、
- NTTドコモ→制限なし
- ソフトバンク→使い放題MAX 5Gは30GBまでなどプランによる
- au/KDDI→メリハリ無制限などプランによる
などとかわってきます。
格安スマホ・格安SIM(MVNO)でも、通信キャリアごとに違って、月20GBまでというパターンが多いです。
「え、、無条件に無制限で使えるもんじゃないの?」
って、私は最初びっくりした気がします。
そして、テザリングできるデータ通信料だけではなく、料金も通信キャリアごとに異なります。
具体的には、
- NTTドコモ→無料
- ソフトバンク→無料または550円
- au/KDDI→無料または550円
というように、基本的には無料なんですが、550円がかかることもあります。
「え、無料ちゃうの!?」
って思いますよね。
私もNTTドコモのユーザーだったので、ソフトバンクとかauって有料なんやって驚いた記憶があります。
まだむしろソフトバンクやauは無料になってきましたが、もともと有料が基本だったんです。
ただ、テザリングの利用料は、格安スマホ・格安SIM(MVNO)では無料のところが多いように思います。
ahamoはどうかというと、無料でテザリングを使うことができます。
特段、申し込みなどの手続が必要ということもありません。
また、利用できるデータ通信量も、月間のデータ通信料の範囲内で、どれだけつかっても問題ありません。
ahamoで月間20GB/100GB以上テザリングしたらどうなる?
ここで、たまに聞かれる些細な質問なのですが、
「月間20GB超えたら、テザリングってできなくなるの?」
というものです。
まぁ気になりますよね。
20GB使い切った後、どうなるかです。
結論としては、
月末までは通信速度が下り最大1Mbpsに減速する
ということです。
ただし、1GB追加で購入したら、また1GB分は高速に戻ります。
つまり、普通にスマホでデータ通信を使うときと同じですね。
なので、月間に使えるデータ通信量が100GBの大盛りオプションを付けているときも同様で、月間100GBまでは普通にテザリングができます。
そして、100GBを超えたら、通信速度が1Mbpsに減速されます。
で、通信速度が1Mbpsに減速されること自体はわかってても、
「通信速度が1Mbpsに減速されるのはわかったけど、それってどれくらいの速さなん?なにができるん?」
って、ピンとこないですよね。
通信に詳しくなかったら、
「なんやねん、Mbpsって??」
って感じかもしれません。
ということで、1Mpbsとは何ぞやって話です。
一応、1bpsでは1秒間に1ビットのデータを伝送できるという意味で、そうすると1Mbpsは1秒間に1メガビットの送信ができますという意味なんです。
でも、そんなこといっても、それもわかんないですよね(笑)
なので、できることから考えると、
- LINEでのテキストのやり取りは普通にできる
- SkypeやLINEなどので通話はできる
- WebページやSNSは、画像が少なければ、かつ遅くていいなら、見ることができる
- 動画は画質によるので、動画サイトによって見れるかが違う
というあたりです。
「あれ、、、結構使えるやん!」
そうなんです、結構使えるんです(笑)
特に、通話は意外なのではないでしょうか。
実は、通話ってそんなにデータ通信量を使わないんです。
Lineとかだと、1分あたり300KBとかなんです。
でも、もちろん、画像付きというか、動画での通話は厳しいです。
テザリングがつながらないときの対処方法は?
次に、実際テザリングを使う際に、
「おい!!つながらへんやんけ!」
ってことって、結構あるんです。
これは、実際にahamoでテザリングを使っていて、結構多いです。
ただ、ahamoだからではなく、NTTドコモのネットワークを使っていたときにもしょっちゅうありました。
そういうときにどうしたらいいかというと、
- スマホを再起動する
- 一旦インターネット共有をオフにしてみる
- 同時接続している端末を切断してみる
あたりを試してみるのがいいかと思います。
一番効果が高いのは、スマホを再起度することです。
私も実際につながらないとき、一番最初にためすのは、端末の再起動です。
なぜかあまり理論的にはよくわかりませんが、一度テザリングで接続していたスマホとPCを切断すると、再接続の際はなかなかPCがスマホのテザリングの電波を拾わないことが多いように思います。
というか、高確率で拾いません。
何度も何度もやって、最近ではもうどうせ電波を拾わないので、あきらめて、
「あ、またか。。はい、再起動!」
くらいな感じで、一回スマホを再起動させます。
そうすると、またPCがスマホのテザリングの電波を拾ってくれやすくなります。
これが一番おすすめです。
その他は、まれに電波が復旧するのは、一旦インターネット共有をオフにして、WiFi接続を遮断してみます。
うまくいけば、10~20回に1回くらいはこの方法で復旧します。
ただ、前述のとおりではありますが、10回とか20回とか試すのが手間なので、私はもうさっさとあきらめてスマホの再起動にします。
あとは、同時接続している端末を切断してみるという方法もあります。
スマホのテザリングで複数端末に接続している場合に有効ではあります。
私はあまりこの方法は使いません。
というのは、単純に、スマホのテザリングで複数端末を使うことがほぼないからです。
なので、どれくらい有効かは、正直そこまでの蓄積された経験とデータがあるわけではありません。
ただ、一般的に、複数端末で接続しているときに、接続が悪くなったら、他に接続している端末を切断してみるというのはセオリーなのです。
テザリングを利用する際の注意点
ahamoでテザリングを使おうと思うっている方に、
「これは気を付けておけ!!」
ってのを最後にお伝えしておこうと思います。
テザリングで気を付けたらいいなと思うことは、
- いつもテザリングが快適に接続されるとは限らない
- データ通信料を消費しやすい
- バッテリーを消費しやすい
- セキュリティ対策にも一応気を配る
- テザリングをしないときはインターネット共有をオフにした方がいい
あたりですね。
いつもテザリングが快適に接続されるとは限らない
残念ながら、いつも快適にテザリングに接続できるとは限りません。
私も普段から結構テザリング使っているのですが、
「あれ、なんかつながらへん!!」
みたいなことは、結構あります。
仕事で使われている方は、お客さん先とかにいって、さぁこれからプレゼンやってときに、WiFiがつながりませんみたいなことになると、結構あわてますよね。
WiMAXやPocket WiFiとかなら、立ち上げてつなぐときに、ルーターにうまく接続できないなんて経験、いままでほとんどありませんが、テザリングはうまくスマホとPCがつながらないということはよくあります。
「それは、古い端末使ってるからちゃうん?」
って指摘されるかもしれませんが、決してそんなことありません。
もちろん最新のiPhoneではありませんが、そんなに古いモデルではないですし、また中古を購入してきて使っているというわけでもありません。
なので、正直、このPCなどとスマホとの接続のところは不安定です。
これはahamoに限ったことではなく、およそどの通信キャリアでもテザリングする際に端末との接続がうまくいかないということが多いみたいです。
私ももともとNTTドコモを使っていましたが、やはり当時もPCがなかなかスマホのテザリングの電波をひろわなかったりして、あまりahamoと状況は変わりません。
なので、仕方がないといえば仕方がないのですが、たまにつながりにくいことがあるよというのは認識して対策を取っておいた方がいいかと思います。
「対策って、、、どうしたらええの?」
って聞かれそうなのですが、私が取っている対策は、
- 電源入れた1回目の接続は、確率が高いので、事前に一度スマホを再起動させておく
- バックアップとしてモバイルWiFiルーターを持っておく
です。
特に、前者が有効です。
なぜかあまり理論的にはよくわかりませんが、一度テザリングで接続していたスマホとPCを切断すると、再接続の際はなかなかPCがスマホのテザリングの電波を拾わないことが多いように思います。
というか、高確率で拾いません。
そういうときどうするかというと、一回スマホを再起動させます。
そうすると、またPCがスマホのテザリングの電波を拾ってくれやすくなります。
なので、ここでテザリングができないと困るという場面が事前にわかっている場合は、事前に一度スマホの電源を再起動したりする方がいいかと思います。
あとは、私はもともとWiMAXを利用しているので、そういうモバイルWiFiルーターをバックアップでもっていったりしています。
データ通信料を消費しやすい
あとは、ついついありがちなのは、データ通信料を消費しやすいというのもあります。
スマホだと、よっぽどひどい使い方をしない限り、パケ死することはありません。
たとえば、私は取った写真をDropboxに同期するようにしていますが、WiFi環境下でないとバックグランドで同期しないようにしています。
他のアプリでも、アップデートや同期はWiFi環境下だけだったり、amazon Primeなどの動画サイトで長時間の映画を見ようとすると、モバイルデータ通信でみると費用が高くなりますよみたいなアラートが表示されます。
なので、スマホでデータ通信を使っている限り、そんなに莫大な通信量になったりすることは、可能性としては低いです。
一方、PCは容赦なかったりします。
PCからすると、モバイルWiFiルーター経由であれ、光回線であれ、スマホのテザリング経由であれ、すべてWiFiによる接続じゃないですか。
なので、同期もがんがんしてしまいますし、バックアップもどんどん取られてしまいますし、アップデートのファイルもガンガン自動でダウンロードされていまいます。
スマホと違って、PCによるインターネットはそもそものデータ通信量が多いので、想定外の大容量のデータを消費してしまいがちです。
私も実際、以前長期の海外出張から帰ってきて、成田空港から品川駅までの成田エクスプレスの中でテザリングでPCをインターネットにつなぎ、メールなどを確認していたら、品川駅についたらもうその月のデータ通信量があと1GBですみたいなメッセージがきたことがあります。
前月から海外にいたので、その日だけしか日本におらず、日本ででしかデータ通信を使っていないので、あっとういうまに19GB以上使ってしまったことになります。
なので、気になるようでしたら、常にデータ通信量を確認しながら、利用することをおすすめします。
どうするかというと、「ctrl+alt+del」でタスクマネージャーを立ち上げます。
そして、パフォーマンスのWiFiから、いまリアルタイムで行われているデータ通資料が確認できます。
ここで、
「あれ??いまそんなデータ通信使ってないぞ」
ってことがあれば、それはバックグランドでデータ通信が行われていることになります。
こんな感じで注意してデータ通信を使いつつ、なんか変に大きい通信が行われている場合は、すぐにテザリングを切ってください。
私も普通に使っていますし。
ただ、普段から普通に使っていると問題ないのですが、はじめてつかうとか、長い期間海外などにいてPCを立ち上げていなかったとかになると、予期せぬ大容量の通信が行われることがあるので、そういうときには特に注意をしておくとよろしいかと思います。
バッテリーを消費しやすい
次に、テザリングしていると、スマホのバッテリーを消費しやすいということも気を付けるべきです。
スマホは、単にインターネットに接続するためのルーターとしての機能しかもたないモバイルWiFiルーターと違い、
- 電話
- メール、メッセージ
- 各種Webサービスへのログイン
- 二段階認証
- 緊急時の情報収集
- PasmoやSuica、Icocaなどの交通機関へのICカード
- モバイルペイメント、決済
など様々な機能がありますよね。
これ以外にも、数えきれないくらいの機能あって、普段の生活に溶け込んでしまっています。
まさになくてはならないもので、外出時にバッテリーがきれようものなら、本当に不便です。
なので、外出時にスマホでテザリングできるというのは、たしかに便利ではありますが、バッテリーをよく消費するので、十分に残バッテリーの容量については、気をつけるようにしましょう!
油断していると、あっという間にバッテリーがなくなってしまいます。
そういうときのために、モバイルバッテリーを持ち歩くといいのですが、それも重たいですよね。
セキュリティ対策にも一応気を配る
次に、セキュリティ対策にも一応気を配ってください。
たまに、パスワードがめんどくさいからと、パスワードなしで接続できるようにしている人とか、ごくごく簡単なパスワードでテザリングを使っている方がいらっしゃいます。
普通に危ないので、気を付けてください。
さすがに、PWをかけなかったり、脆弱なパスワードだと、危ないです。
まだ自宅とか学校とかで周囲にいる人をみんな知ってる場合はましですが、空港とか新幹線とか、不特定多数の人が多くいる場所では特に気をつけましょう。
中には、ブルートフォースアタックとかかませるエンジニアとかいるかもしれないですし、特に空港とかで飛行機待ってる時間に悪ふざけでやられるかもしれません。
特に、「Kougeki Shitemiro」みたいなSSIDとかを設定して挑発とかは、絶対にしないようにしましょう(笑)
ちなみに、パスワードは、私はLastPassという専用のツールを使っていて、そのツールで完全にランダムに生成したものを使っています。
スマホのテザリングに限らず、あらゆるパスワードはLastPassでかなり複雑なパスワード
とはいえ、このセキュリティも過度に怖がる必要はありません。
ちゃんと普通に対策していれば、テザリングは十分に安全です。
企業によっては、フリーWiFiには絶対に接続せず、セキュアなWiFi環境がないところでは、業務用のスマホを使ってテザリングをするように社員に指導しているところもあるくらいです。
なので、スマホのテザリングは、基本的には安全性は高いのですが、パスワードをいい加減にしていたりすると、付け入る隙を与えてしまいますので、注意するようにしてください!
テザリングをしないときはインターネット共有をオフにした方がいい
最後に、セキュリティとか、バッテリーとか、勝手なデータ通信とか、いろんな面を総合して、テザリングをしないときは、インターネット共有はオフにしておく方がいいです。
インターネット共有をオフにしていると、あらゆるリスクはありません。
実際にインターネットをテザリングで使うときだけ、インターネット共有をオンにするようにすることで、極限までリスクを下げることができます。
インターネット共有をオフにすることで、まずはバッテリーの消費を抑えることができます。
本当になんの端末にも接続されていない状態なら、インターネット共有がオフであろうが、オンであろうが、微々たる差ではあります。
ただ、思わぬ端末にずっと接続してしまっていたとかいう場合、その端末を使っていなくてデータ通信が行われていなかったとしても、一気にバッテリーを使ってしまいます。
なので、テザリングを使っていないときは、インターネット共有はオフにしておくのが無難です。
関連して、意図せず端末と接続してしまっていたら、その端末がバックグランドでアップデートとか走らせてしまい、予期せぬデータ通信量が発生する可能性もなきにしもあらずです。
また、インターネット共有がオンなら、パスワードさえ破ってしまえば、その端末に接続することができてしまいます。
いろんなことを総合的に考えると、テザリングを使っていないときには、インターネット共有はオフにしておきましょう!
まとめ
今回は、ahamoの無料で使えるテザリングについて、実際に私も使ってみてどうだったかの体験談含め、いろいろと解説をしてきました。
実際私もahamoをテザリングしていますが、結論としては、「普通に使える」という感じです。
NTTドコモからahamoに移りましたが、だからといってなんの遜色もなく普段テザリングを使っています。
また、ahamoのテザリングは、もちろん無料ですし、特に申し込みとかは不要です。
標準のプランでも月間のデータ通信量が20GBあったり、大盛りオプションに至っては、月間100GBあるので、スマホだけでは使わないよという方でも、このテザリングを組み合わせるという選択肢もあります。
そうすると、場合によっては、もう家にインターネット回線を引く必要がなくなるかもしれません。
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