ahamoで無料通話を無制限にしたいんやけど、追加でオプションに入ってまではなぁ・・・
ahamoの標準プランは月額2,970円で、5分以内での国内通話が無料になるいわゆるかけ放題がついています。
格安SIM・格安スマホ(MVNO)によっては、通話は有料どころか、少し高めの通話料を払わないといけないところもある一方で、ahamoは5分以内の国内通話が無料というのが特にオプション料金が発生するわけでもなく標準でついています。
それ自体は、ahamoというNTTドコモのサブブランドの魅力の一つではあります。
ただ、
「あー、5分以内じゃなかったらいいのになぁ。。」
という意見が多いのも事実です。
もともと電話なんて一切使わないから安い格安SIM・格安スマホ(MVNO)がいいという方は、そもそもahamoではなくもっと安い格安SIM・格安スマホ(MVNO)を検討されていることが多いと思います。
なので、ahamoを検討している時点で、ある程度電話も使うという方が多く、そうするとほんまに5分以内で大丈夫かなぁみたいに心配になるものです。
結論としては、
- 5分以内の通話はahamoの電話でそのままかける
- 5分を超えそうなときはLINEで通話する。ただし、そんなに大幅に超えないときはそのままahamoで電話を継続する方が安い。
- 5分で一度切って再度かけなおすのもあり
- 5分を超える通話で、LINEでかけられない電話番号への発信は、安い通話アプリを使う。ただし、そんなに大幅に超えないときはそのままahamoで電話を継続する方が安い
という感じで、5分の無料通話、LINE、その他の通話アプリを組み合わせて使っていくことで、5分以内の無料通話だけで足りない通話を補完していきます。
そこで、ahamoの無料通話について、いろいろと検討していきたいと思います。
いまからahamoを申し込みしようと思っている方で、
- かけ放題オプションいるのかな
- オプション付けず5分以内で足りるのかな
- 5分以内の通話で足りない場合はどうしたらいいのかな
という方に、少しでも参考になれば幸いです。
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Contents
そもそもahamoの通話料金はいくら?
まずは、基本的なところの確認からはじめて行きたいと思います。
「そもそもahamoの通話料っていくらなんだっけ??」
結構、ahamoは5分以内の国内通話が無料というところまではみなさん読んでいるのですが、通話料までちゃんと確認しているという方は多くないのではないかと思います。
まず、大前提として、月額2970円には5分以内の国内通話が無料というのは、必要でも不必要でもついてきます。
「おれ、音声通話とか使わへんねんけどなぁ・・・」
という方でも、ahamoでは5分以内の国内通話の無料通話がついてきます。
最近の格安SIM・格安スマホ(MVNO)だと、とにかく月額料金の安さで勝負しているところだと、そもそもデータ通信プランだけで音声通話がついていないところもありますが、ahamoの場合はそうはいかないです。
なので、全く電話を使わないという人には最初から割高になっています。
とはいえですが、本当に通話が必要ないのかはしっかり吟味してください。
たしかに、日常的に、
「LINEとかでやり取りするから、通話なんかいらない」
という考えはその通りだと思います。
私も実際にahamoを使っていますが、ほとんど家族や友人との会話はLINEで終わります。
ただ、店への予約とか、ちょっとコールセンターに問い合わせるとか、毎日発生はしませんがいざというときに必要になるのが、音声通話だったりします。
私には娘がいるのですが、保育園に登録するのはLINEではなく電話番号で、熱出したとかいうときに、緊急で電話がかかってくるのは電話です。
なにかにつけて電話がないと、実は結構不便なんで、単に、
「思い出せる直近の1週間に音声の電話なんて一回もつかわなかったで」
みたいな理由で、電話はいらないから、無料通話を外して1円でも安い格安スマホ・格安SIM(MVNO)に行ってやるというのは危険です。
そして、その無料通話は5分以内なので、5分以内の通話は当然無料です。
「じゃあ、5分超えたらどうなるの?」
と疑問になるところです。
結論としては、
5分を超過30秒ごとに22円(税込み)の通話料
がかかります。
つまり、5分を超えた時間に応じて
- 30秒→22円
- 1分→44円
- 5分→220円
- 10分→440円
- 60分→2640円
という具合に、通話料がかかります。
ナビダイヤルでも30秒ごとにおよそ10円なので、少し割高な感じはあります。
1分とかくらいまでなら、まぁどうでもいいかなって料金ですが、60分通話とかしてしまうと、ほぼ月額料金に近くなるので、高く感じますね。
【実体験】実際に5分以内の無料通話を使った感想
次に、私もNTTドコモからahamoにして、
「ahamoにして実際に5分以内の通話無料を使ってどう?」
ってのを、ご参考までに紹介しておきたいと思います。
この記事では、ahamoの5分以内の国内通話が無料という点について、いろいろ客観的なデータとか情報でも実際どうなのか検証していますが、
「実際に使ってみると、こんなところが事前に検討していたところ違ったよ。」
みたいなことをご紹介できれば、みなさんの参考になるかと思います。
あくまで私の実体験なので、当てはまらない人もいれば、大いに参考にしていただける方もいらっしゃると思いますので、あくまでご参考まで。
読んで頂く前提として、
- もともとドコモユーザーだった
- 仕事でスマホを使っているので、電話もよくする
- 格安スマホについては、MNOから品質が劣ることを十分承知している
という私です。
この例えば、仕事でスマホを使ってないという方とかには、無料通話が5分のみというのが痛かったというのは共感してもらえないかもしれませんし、反対に無料通話のない格安SIMを使っているかたとかからすると、めっちゃいいやんって話にもなります。
あくまで私の前提で、実際にahamoを使った感想であります。
結論としては、
「意外とこの5分通話が満足度が低い」
です。
もちろんメリット・デメリットは分かって契約していますし、無料通話がない格安SIMも使っていたのでなければないであきらめつくのですが、中途半端にあるからイライラするんです(笑)
まさに実際に使って感じたイライラでした。。
この点は、事前の想定ではわからなかった意外な点でした。
どういうことかというと、そもそも最初から無料通話がなければ、あきらめてLINEとかで話しますよね。
それか、無料の通話アプリなんて、ほかにいくらでもあります。
そういうのを活用したら、いまどき無料で電話が掛けられなくても、たいしてこまることはありません。
一方で、5分間無料とかいわれると、
「せっかくやから普通に電話するか、5分で終わるやろ」
とか思って、ついつい電話を使っちゃうんですよね。
最初からLINEでかければいいものをわざわざ。
それで、そうすると、ついつい通話中に通話時間が気になっちゃって、
「あ、もうあと1分しかないやん」
とか考えてしまうんですよ。
それで、仕事の電話とかでも、無理やり5分にまとめようとして、言いたいこととかゆっくりいえなかったり、聞かないといけないことを逃してしまったりしてしまうんです。
「でも、別に5分越えても、ちょっとお金払ったらいいだけやろ?」
って意見もあるんですけど、実際使ってみると、損失回避性というのが心理学でも言われているように、なんか5分超えるとすごい損した気分になるんですよね。
ほんとにたしかにわずかな通話料が発生するだけなので、客観的には微々たることなんですけど、心理的に。
こんな感じで、5分を気にして電話するのが、ストレスにおもっちゃって、これがahamoにした最大のデメリット・落とし穴でした。
私も、実際にahamoにする前はそう思っていました。
ただ、私の場合は、実際に使ってみると、ここが少しストレスに思ったということです。
じゃあ、対策としてどうしているかというと、本当に短い電話以外は、意図的に割り切って、もう通話は使わず、LINEの通話を使うようにしています。
通話アプリを使うことで5分以上の通話は対処する!
じゃあ、本題に入りますが、無料通話が5分以内では足りないときの対処方法はどうしたらいいのでしょうかという点について、考えていきたいと思います。
一番よく思いつくのは、
「どうせLINE通話を使うから、無料通話とかなくても大丈夫!」
ということですが、これはだれでも思いつきますし、LINEで書けられない固定電話や携帯電話の電話番号への発信をどうするねんという話が残るので、LINE通話以外の方法で考えていきたいと思います。
まぁそのまま通話料気にせずにいくというのもひとつの手ではあります。
ただ、そういう答えを求められているわけではないと思いますので(笑)
じゃあ、どうするかというと、「通話アプリを使う」という方法があります!
通話アプリというのは、
- 楽天でんわ
- G-Call
- 050 plus
- LaLa Call
- SMARTalk
- LINE Out
- Viber Out
- Skype Out
- LINE Out
- カカオトーク
- Messenger
- Viber
- Skype
などのアプリを言います。
LINE Outはいわゆるギガを使って通信で通話するやつではなく、LINEから電話ができる機能があるので、その話です。
方式 | ポイント | アプリ例 |
---|---|---|
回線交換方式 | 普通の携帯にかけられる | 楽天でんわ、G-Call |
IP電話(050番号) | 普通の携帯にかけられる | 050 plus、LaLa Call |
IP電話(050以外) | 普通の携帯にかけられる | Line Out、Viber Out |
IP電話 | 同じアプリ間のみ | カカオトーク、Comm |
いろんな方式があったりではじめてきくとややこしいかもしれませんが、つまり普通に電話にかけられるかと、通話の方式が違うかの差です。
あうあわないとかもありますし、アプリなので気軽に使ったり、削除したりできるので、いろいろ試してみるのが一番いいです。
その中で、一番使いやすかったものを使っていくのがいいかと思います。
もちろん、電話代に差があって、それはこのあと下で書いていきますが、とはいえそこまで大きな差はなく安いので。
なんでアプリを使うと、電話で電話代より安くかけられるのかというと、
- 特定の電話網を経由する中継電話だから
- IP電話だから
という2つの理由があります。
仕組みについて、そんな詳しく知っていても、なんのメリットもないので、ここまでで留めますが、興味ある方がいらっしゃれば、別途説明しますね。
そして、この通話アプリ、アプリを起動して使うだけが普通の電話と違って、あとはほぼ同じようなものです。
たとえば、私がよく使うLine Outを例に挙げると、まずアプリからこちらのようにコールクレジットを購入しておきます。
プリペイドの電話みたいなもんですね。
そして、あとは、普通に電話番号を押して、電話するだけです。
普通の電話となにがちゃうねんっていう見た目ですし、操作もほぼ同じです。
こういう通話アプリがあるんです。
この次のところで、料金について比較していきますが、一般的にこの通話アプリを使うと、通常の電話よりは通話料が安くかけられることになります。
なので、ahamoだと5分以上の通話は有料になってしまうので、5分以上の通話をするときは、通話アプリを使うと安くなる場合があります。
安くなる場合がありますというのは、以下の図のように、ahamoだと最初5分は無料ですが、通話アプリで電話すると最初から課金されます。
なので、その差額が追い越すところを計算しないといけません。
めんどくさいですよね。
中途半端に5分だけ無料なので、取りうる選択肢が増えてしまい、逆に複雑になります。
「【実体験】実際に5分以内の無料通話を使った感想」でも書きましたが、こういうことを考えるのがそもそもめんどくさくて、いやなんですよね。
まとめると、ここではLINE通話は省きましたが、総合すると、
- 5分以内の通話はahamoの電話でそのままかける
- 5分を超えそうなときはLINEで通話する。
- 5分で一度切って再度かけなおすのもあり
- 5分を超える通話で、LINEでかけられない電話番号への発信は、安い通話アプリを使う。ただし、そんなに大幅に超えないときはそのままahamoで電話を継続する方が安い。
ということで対処するということになります。
ahamoの通話料は他社や通話アプリと比べて高いのか?
5分を超えて60分通話すると、30秒あたり22円かかるという話をしましたが、
「それって、他社に比べて高いの?」
ってのも気になるのではないかと思います。
ということで、ここでは他社の通話料と比較して考えていきたいと思います。
そもそも他社や通話アプリと比べて、ahamoの電話代が安ければ、そのままahamoでかけ続けたらええがなという話なので。
他の通信キャリアとの比較
まず、他のスマホの通信キャリアの状況ですね。
他社の通話の電話代は、代表的なところでいうと、
- NTTドコモ:22円/30秒
- au:22円/30秒
- ソフトバンク:22円/30秒
- 楽天モバイル:22円/30秒
- povo:22円/30秒
- LINEMO:22円/30秒
- UQモバイル:22円/30秒
- ワイモバイル:22円/30秒
- mineo:22円/30秒
- OCNモバイルONE:11円/30秒
- IIJmio:22円/30秒
となっています。
これに、通信キャリアによっては、家族間の通話は無料とか割引、通話定額オプションなど、いろんなバリエーションがあります。
基本的なベースになる通話料金と思って頂けるとと思います。
なので、正確な通話料は、入るオプションや料金プランによって異なります。
つまり、他社と比べると、たしかにOCNなど安いキャリアもありますが、別にそんなに高くないという評価なのではないかと思います。
最近、仕事でスマホを使っているとか、特定の事情があって通話をよく使うという方以外は、もう通話はほとんどLINEということが多いです。
なので、
「この通信キャリア、通話料が安いからいいねん!」
みたいな人って、すごくまれですよね。
なので、各社ともに、この通話料で割引合戦して顧客獲得してやろうという雰囲気はなく、このようにほぼ横並びの額になっていると思われます。
通話アプリとの比較
次は、通話アプリとの比較です。
通話アプリについては、月額料金がかかるものとかからないものがあるので、両方合わせての比較をする必要があります。
代表的な通話アプリの月額料金と通話料は、
- 楽天電話→月額料金無料、通話料10円/30秒
- ジーエーピー→月額料金無料、通話料10円/30秒
- 050 plus→月額料金324円、通話料8.64円/30秒
- LaLa Call→月額料金108円、通話料8円//30秒
- 楽天コミュニケーションズ→月額料金無料、通話料8円/30秒
- Line Out→月額料金無料、通話料3.25~7円/30秒
- Viber Out→月額料金無料、通話料9.8円/30秒
- Skype Out→月額料金無料、通話料9.8円/30秒
となっています。
アプリ間しか通話できないLINEなどのIP電話は除外しています。
やっぱりLine Outが一番安くておすすめなのと、普段Lineを使い慣れていることもあって、すんなり使いやすいので、私は前述のとおりLine Outを使っていますし、おすすめしています。
こうやって並べてみると、ahamoの通話料が22円/30秒なのと比べると、半額以下なんです。
たとえば、Line Outで7円/30秒と比べると、
22円/30秒-7円/30秒=15円/30秒
ですよね。
30秒あたり15円の差が付きます。
ちょっと額が少ないのでいまいちピンとこないかもしれませんが、60分話すと、1,800円違いが出るというわけです。
固定電話との比較
最後に、ちなみに、固定電話とも比較してみたいと思います。
最近は、
「もう固定電話とか持ってへんわ!」
という方も多いと思いますが、参考までに。
固定電話って、実は電話料金がすごいややこしいんです。
固定電話から固定電話へかけるのか、携帯電話へかけるのか、またその時間帯によっても変わってきます。
固定電話→固定電話への発信
電話回線種別 | 距離段階 | 通話料金 昼間 |
通話料金 夜間 |
通話料金 深夜 |
---|---|---|---|---|
アナログ回線/ISDN回線 (ライトプランを含む) |
区域内 | 9.35円/3分 | 9.35円/4分 | |
隣接~20kmまで | 22円/90秒 | 22円/2分 | ||
20kmを超え60kmまで | 33円/60秒 | 33円/75秒 | 22円/90秒 | |
60kmを超え | 44円/45秒 | 33円/60秒 | 22円/90秒 | |
ひかり電話 | 全国一律 | 8.8円/3分 |
固定電話→携帯電話への発着信の場合
電話回線種別 | 通話料金 |
---|---|
アナログ回線/ISDN回線 (ライトプランを含む) |
17.6円/60秒 |
ひかり電話 | 17.6円/60秒 |
こうやってみてみると、さすがに固定電話は、ahamoの22円/30秒と比べると安いですね。
無制限に通話無料にあるかけ放題オプションって?
ahamoの標準プランについている無料通話は、1回5分以内で、それを超えると22円/30秒の通話料がかかることについて、検討してきました。
「じゃあ、完全に無制限にかけ放題にできひんの?」
という要望が必ずありそうですよね。
特に、仕事でがつがつ営業電話をかけていたり、田舎にいるご年配の両親とはLineでの通話ができないから電話がいるとかいう方などは、当然にそういうニーズがありそうです。
ということで、ahamoには、もちろん5分以内とかではなく完全に無制限かけ放題のオプションがあります。
月額1,100円を払えば、国内通話が完全に無料になります。
1,100円というと、22円/30秒なので、
1,100円÷22円/30秒×2=100分
ということで、1回5分以内の無料通話を超過して100分ほど話すという方は、このかけ放題オプションをつける価値はありそうです。
100分というと、超おおざっぱに約1時間弱の電話を2本くらいするイメージでしょうか。
仕事の電話などで、1時間くらいの長電話を月2回以上するような方とかは、このオプションにメリットがありそうですね。
また、そういう長電話する方は、Lineとかだと意外とデータ通信量を使ってしまうので、このかけ放題オプションに加入したほうがいいかもしれません。
そう考えると、友達との長電話が好きな方や遠距離恋愛とかで恋人といつも長電話しているよって方も、いまはLineでやっているかもしれませんが、このかけ放題オプションという選択肢も検討してもいいかもしれません。
かけ放題オプションを付けても、ahamoの月額料金は
月額2970円+月額1100円=月額4070円
なので、NTTドコモと比べるとそこまで高いわけではありません。
NTTドコモだと、月額1万円弱なので、半額以下です。
もちろん、クオリティを求めなければ、もっと安い格安スマホ・格安SIM(MVNO)もあります。
ですが、
- はじめて格安スマホ・格安SIM(MVNO)にする
- 格安スマホ・格安SIM(MVNO)よりは通信速度など質のよいネットワークを求めている
という方には、ちょうどいい感じなのかなと思います。
ahamoに家族間の無料通話とかはある?
次に、よくある家族間の通話無料みたいな制度が、ahamoにもあるのかという点です。
結論からいうと、残念ながらないです。
いくら家族間の通話であっても、ahamoからかける場合は課金されます。
ただし、ahamoはNTTドコモのサブブランドなので、ahamoとNTTドコモは同じファミリー割引グループに組み込むことはできます。
なにがいいかというと、同一のファミリー割引グループ内に限り、NTTドコモからahamoへの発信は通話料がかかりませんので、無料で通話できることになります。
完全にLINEで電話機能を代替できるのか?
次に考えたいのは、
「私、普段LINE使ってるから、通話なんかいらんわ!」
ということです。
最近は、みなさん通話といえば、LINEが中心ですよね。
なので、ahamoで5分以内の国内通話の無料通話がついているといわれても、別にいらんわって思う方も多いかと思います。
でも、ちょっと立ち止まって考えてほしいんです。
たしかに、そんな頻度は高くないので忘れがちですが、電話番号への発信って、たまにありますよ。
クレジットカード会社や航空会社などのコールセンターへの問い合わせといった0570みたいなナビダイヤルとか、緊急通報とか、Web見てちょっとお店やコールセンターに問い合わせするときなど、電話機能がないとできませんよね。
Lineからだと、Line Outを使わないと電話番号にかけられないので、足りません。
そんなときに、5分以内の無料通話があれば、ちょっと電話してみるということができます。
また、長い時間になる問い合わせは、そんなにしょっちゅうあることではないので、課金されても、まぁそれは仕方がないとあきらめればいいんです。
なにがいいたいかというと、完全に電話機能をLINEで代替することはできず、ahamoは5分以内でも通話無料がついているので、
- メインはLINE
- サブとしてどうしても電話番号にかけないといけないときに通話機能
という形で使うことができます。
かけ放題オプションはあとででも追加・解約できる?
ここまでいろいろな観点で、ahamoの無料通話について検討してきましたが、
「なんかいろいろ考えることが多すぎて、ようわからん」
という風に思われる方もいらっしゃるのではないかと思います。
そういう方は、ahamoの国内通話無制限になる1,100円のオプションは、あとでも追加できるので、一旦はなしで様子を見てはどうかと思います。
「月によってはかけ放題オプションがあった方がよさそうやし、月によってはいらなそう」
という意見もわかります。
そのような微妙な分水嶺に立つような使い方をしているという利用状況の方は、そもそも厳密に、完璧に、1ヶ月も損せず、どちらのプランにするか選ぶことは、実質的に不可能です。
そういう方に、おすすめしているのは、半年様子を見てみることです。
別に3ヶ月でお12ヶ月=1年でもいいのですが、過去の一定期間において、通話料の平均がかけ放題オプションの1,100円を超えていたら、次の月につけてください。
もちろん、この方法も完璧ではありません。
過去の平均値が、次の月の利用と一致するとはかぎりません。
大数の法則である程度長期間取ったり、時系列分析的に予測値を統計学を使って出すことはできますが、それはさすがにやりすぎですよね。
なので、妥協点が、過去のデータから計算した平均的な額で判断します。
そうすると、仮に予測が実績とずれたとしても、
「今月ちょっと通話料高くて、かけ放題オプション入った方がよかったけど、まぁそれは〇〇という事情があったからで、さすがにそれは事前にはわからなかったよね」
という納得感が得られると思います。
その納得感が、満足度につながりますし、ストレスをためない秘訣です。
ここでは、まずはかけ放題オプションを付けず、必要に応じてあとでかけ放題オプションを付ける話をしましたが、その逆でもなりたちはします。
解約はいつでもできるので、とりあえずつけておいて、様子をみてかけ放題プランを外すというのもありです。
注意!かけ放題対象外となる通話もある
次に、かけ放題だからと言って、実はすべての通話が無料になるわけではありません。
「え、そんなん詐欺やん」
とか思うかもしれませんが、これもなんか長年の慣習みたいなところで、ahamoに限らず、どこの通信キャリアでも一部の通話は無料通話の対象外になっています。
具体的にどんな通話が無料通話、かけ放題の対象外になるかというと、
- SMS(ショートメール)
- 0570、0180といった他社接続サービス
- 119(番号案内)、188(消費者ホットライン)などの特番
- 衛星電話
などについては、通話料金が発生します。
通話料金は、5分超過後の通話料金と同じで、22円/30秒となっています。
海外への通話はどうなるの?
最後に、
「国内通話はわかった!でも、海外への通話とかはどうなんの?」
という点についても、触れておこうと思います。
海外への国際電話は、かけ放題オプションの対象にはなりません。
なので、いくら5分以内でも、通話時間と相手国に応じて、課金されます。
また、国内通話は基本的には電話がかかってきた側は料金が発生しませんが、国際電話だと着信の場合も課金されるので、さらに注意が必要です。
ahamoでは、国際電話で海外への通話もできます。
普通に、
0を1秒以上長押し+発信する国番号+相手の電話番号
という手順で電話をかければ、海外への国際電話も可能です。
そして、肝心の通話料ですが、
- アメリカ→平日8~19時:34円、平日19~8時・土日祝日:31円
- グアム→平日8~19時:34円、平日19~8時・土日祝日:31円
- ハワイ→平日8~19時:34円、平日19~8時・土日祝日:31円
- 韓国→平日8~19時:57円、平日19~8時・土日祝日:49円
- 中国→平日8~19時:57円、平日19~8時・土日祝日:49円
- 香港→平日8~19時:57円、平日19~8時・土日祝日:49円
という感じになっています。
正直高いです。
アメリカより香港とか中国とか韓国が高いのは、こんなもんなんです。
長距離ほど高くなるイメージがありますが、必ずしもそういうわけではありません。
私も海外とかなり頻繁にやり取りが多いのですが、正直ahamoで国際電話なんて掛けることはないです。
どうしているかというと、
- 通常のやり取りはLINE、Facebook通話、whatsapp、Temas、Skypeなどでオンラインで行う
- 電話番号にどうしてもかけないといけないときは、Line Outで掛ける
という感じで、使い分けています。
海外で電話番号にかけることって、そんなないので、ほとんどLINE、Facebook通話、whatsapp、Temas、Skypeとかです。
国によって、メインで使っているアプリは違いますが。
まとめ
今回は、ahamoの5分以内の国内通話が無料というサービスについて、5分超える通話をするときの対処方法について、いろいろ考えてきました。
結論としては、
- 5分以内の通話はahamoの電話でそのままかける
- 5分を超えそうなときはLINEで通話する。ただし、そんなに大幅に超えないときはそのままahamoで電話を継続する方が安い。
- 5分で一度切って再度かけなおすのもあり
- 5分を超える通話で、LINEでかけられない電話番号への発信は、安い通話アプリを使う。ただし、そんなに大幅に超えないときはそのままahamoで電話を継続する方が安い
という感じで、5分の無料通話、LINE、その他の通話アプリを組み合わせて使っていくことで、5分以内の無料通話だけで足りない通話を補完していきます。
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