ahamoって、領収書発行してくれるんかなぁ…
個人で普通にプライベートで使っている分には、領収書とかあまり必要ありませんが、仕事に利用していたりすると、経費にするために領収書がいことがあります。
あとは、家計簿とかつけていて、そのための記録を残すのに使ったり、いろんな役割のために、領収書は必要になってきます。
結論からいうと、ahamoでは利用料金についても、端末代金についても領収書を発行してくれません。
代わりに、支払証明書やご利用料金証明書を発行するので、それで代用してくれというのが公式なスタンスです。
正直、ここはahamoに「はぁ?」と思ってます。
ahamoは大好きなのですが、この領収書を発行しないスタンスには、正直頭にきています。
まじであたまの悪いオペレーションだと思います。
ahamoにはぜひ改善してほしいので、強く批判しておきたいと思います。
今回は、そんなahamoで利用料金や端末料金の領収書を発行してくれるのかについて、説明していきたいと思います、
ahamoに申し込みしたいけど、法人とか個人事業の経費にするとか、家計簿つけるのに領収書を残したいという方の参考になれれば幸いです。
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Contents
ahamoの利用料金の領収書は発行されるのか?
では、まずは一番気になるであろう毎月の利用料金=月額料金の領収書が発行されるかについて、見ていきたいと思います。
公式のサイトでは、このように書かれています。
領収書は発行されません。
ただし、ご希望により支払証明書やご利用料金証明書を発行できます。
なお、お支払い方法により発行できる証明書は異なります。■口座振替の場合
支払証明書を発行できます。■クレジットカード払いの場合
月々のご利用金額を記載したご利用料金証明書を発行できます。
なお、ご利用料金証明書は、料金のお支払い金額を証明するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
ということで、ahamoを利用した利用料金・月額料金に関しては、領収書は出しませんとのことです。
その代わり、
- 口座振替の場合→支払証明書
が発行されるとのことです。
「てか、しのごのいわずにさっさと領収書出せや」
と正直思います。
なにが支払証明書とか利用料金証明書やと。
どうせなんらかの書類だすなら、領収書を発行したらええやろと。
ほんと頭悪いオペレーションですよね。
さらにぐちると、
「ご利用料金証明書は、料金のお支払い金額を証明するものではありませんので、あらかじめご了承ください。」
って、は??って思いません?
利用料金の証明書なのに、お支払い金額を証明してくれない??
意味がわかりません。
逆に利用料金の証明書で支払った金額を証明できないことを公式に言われてしまうと、税務署に対してどう経費を支払った証明をする資料に使うのですかね。
せっかくの疎明資料なのに、公式でその証明力を否定されると、ほんと頭が悪い人がこの制度設計してるんだろうなぁと思ってしまいます。
ahamoの端末代金の領収書は発行されるのか?
ahamoの毎月の利用料金、月額料金の領収書が発行されないとして、
「じゃあ、ドコモオンランショップとかahamoオンラインショップで購入した端末の端末代金はさすがに領収書くれるの?」
というのも気になります。
さすがにね、端末代金とかになると、別にそのへんの家電量販店で家電買うようなものじゃないですか。
普通に領収書くらい出してくれるだろうと期待するのが、一般的です。
じゃあ、実際どうか。
なんと、なんと!!!
領収書を発行してくれません!!
実際にahamoを使っているものとして、ここは強く改善を求めたいので、語気を強めて強く強く強く批判します。
公式サイトの見解を見ると、以下のように書かれています。
公式に発表されているので、覆すことはほぼ無理でしょう。
領収書の発行は出来ません。
クレジットカード払いの場合は、クレジットカード会社より発行される明細書をもって領収書に代えさせていただきますので、何卒ご了承ください。
このように書かれています。
「何卒ご了承くださいって、俺らじゃなく、領収書残せってうるさい税理士とか税務署にいってくれ!」
って感じですよね。
うちらもすき好んで領収書頑張って集めてねぇよと。
端末代金すら領収書を発行しないスタンスには、厳しく批判したいと思います。
支払証明書・利用料金証明書は無料or有料?
まさかとは思いますが、
「支払証明書とか利用料金証明書って、有料じゃないよね?」
と思って調べてみると、なんと、、、こんな風に公式サイトに記載されてます。
つまり、支払証明書は、1枚当たり440円取られるということです。
利用料金証明書は、無料とのことですが。
個人的には、
「440円!?ふざけるなよ」
ってみたときに思いました。
クレジットカードの明細を紙ベースで発行してもらうのでも、100円程度ですよ。
440円ってどこのぼったくりやねんと。
せめて無料にしてくれと強くいいたいです。
過去の支払証明書・利用料金証明書は発行してくれるのか?
法人とかだと、毎月領収書を税理士に送ったりしますが、個人事業主とかフリーランスでやられているとか、単に不動産投資の経費にしたいとかだと、確定申告前に急に、
「あ、領収書集めないと!!」
みたいなことってありますよね。
そんなときに、ahamoが過去の支払証明書・利用料金証明書を発行してくれるのかです。
公式サイト上は、以下のように見解が出されています。
発行できます。
ということで、さすがに、これは問題なく発行してくれそうです。
領収書の発行は義務なのではないのか?
ここで、ひとつ質問されたことがあるのですが、
「領収書の発行って義務じゃないの?民法486条で「弁済したものは、弁済を受領した者に対して受取証書の発行を請求できる」って書いてあるやん!」
という点について、考えていきたいと思います。
そもそも領収書とは?
そもそも領収書というのは、代金を支払う時に発行される支払いの証明となる書類のことをいいます。
民法上は、
「弁済したものは、弁済を受領した者に対して受取証書の発行を請求できる」(民法486条)
と規定されており、お店側というか販売した側は、領収書を発行する義務が正直ます。
なんでこんな制度があるかというと、二重に請求されるのを防いだりするのが目的です。
支払う側からすると、一度支払ったのに、
「お前まだ支払ってないから、早く支払え」
とか言われたら、たまったもんじゃないですよね。
そういうことをいわれないためにこの制度があります。
そして、二重に請求されるのを防止する趣旨ゆえに、判例上は金銭債権の弁済と領収書の発行は同時履行とされており、領収書を発行しない場合は代金の支払いを拒否しても履行遅滞責任をくらわないくらいのものなんです。
ただし、紛失した際の再発行の義務はありません。なので、一度発行された領収書は、紛失しないように気をつける必要があります。
現金以外での支払いの際の例外
実は、上記で解説した領収書の発行義務には、大きな例外があります。
それは、現金以外で支払いをした際です。
銀行振り込みやクレジットカードで決済した場合は、場合によっては領収書の発行義務を免れることがあります。
ひとつずつ解説しますが、この例外があるために、ahamoの取っている対応は違法ではないことになります。
銀行振り込みの場合
まずは、銀行振り込みで支払いをした場合です。
この場合でも、原則として領収書の発行義務は免れません。
ただし、契約を行う際に、
「銀行振り込み明細書をもって領収書の発行に代える」
といった取り決めをすることがあります。
まさにahamoの場合と同様ですよね。
その場合は、領収書を発行する義務を免れることができることになります。
クレジットカード決済の場合
次に、クレジットカード決済の場合です。
クレジットカード決済の場合は、理屈上、ahamoへの支払いはカード会社が行うことになりますよね。
イメージとしては、
という感じです。
なので、直接みなさんとahamoの間に金銭のやり取りがないことになり、領収書の発行義務はありません。
たしかに、例外規定に該当するので、ahamoの取っている対応が違法だとは思いません。
でも、いいたいことは、いちユーザーとしての顧客体験が悪くなっているということです。
どうせ領収書と似たような書類を発行するということは、システムやオペレーションの対応で、そんなに負担が増えるわけではないと思うんです。
だったら、法律上は許されているとか頭の固い世間知らずな法律家のいうようなことをいわずに、すっきり領収書を発行したらそれだけで顧客満足度が上がると思うのに、残念です。
まして、本来なら領収書発行義務のあるものに、例外規定を使って領収書を出さないだけではなく、例外的に出す証明書に発行手数料を取るとか、最低だと思っています。
まとめ
今回は、ahamoで利用料金や端末料金の領収書を発行してくれるのかについて、説明してきました。
結論としては、
- ahamoでは利用料金についても、端末代金についても領収書を発行してくれません
- 代わりに、支払証明書やご利用料金証明書を発行するので、それで代用してください
というのが公式なスタンスです。
ahamoは大好きなのですが、この領収書を発行しないスタンスには、正直頭にきています。
ahamoにはぜひ改善してほしいので、強く批判しておきたいと思います。
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