ahamoって、月額料金安いけど、事務手数料とかってどうなんやろ・・・
せっかくNTTドコモなどの大手通信キャリア(MNO)と比べて、月額料金が半額以下になるahamoにするんで、どうせなら1円でも安くしたいものです。
みんな月額料金にばかり着目して、月額料金が安くなることはみんな知ってます。
でもでも、実はそれだけじゃなかったりします!
他にも実はもろもろの手数料も、他の通信キャリアと違って、無料のものが多いのです。
手数料って、そんなに大きくない額なので、みなさんあまり気にされていないというか、目に入りにくいところではあるのですが、ほんとに様々な手数料があるんです。
今回は、そんなahamoの各種の事務手数料について、まとめて検討していきたいと思います。
ahamoを検討している方に、少しでも参考になれば幸いです!
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Contents
ahamoの新規契約の事務手数料
まずは、スマホを新規で契約するという方は、通常は新規契約の事務手数料というのがかかることがあります。
大体、スマホの通信キャリア各社は、3300円(税込み)くらいです。
ahamoでは、この新規契約時の事務手数料は、無料です。
なので、通常の他の通信キャリアよりも、3,300円安くなったとか、3,300円のキャッシュバックがあるようなものですね。
別の捉え方をすると、ahamoの月額料金は2,970円なので、ほぼ初月無料になるようなものです。
地味ですが、こんなところからahamoは安いんですよね!
ahamoの機種変更手数料
次に、機種変更手数料というのがあります。
通常は、大手の他の通信キャリアなどの場合、機種変更の際にも手数料を取られます。
主要なところでいうと、
- NTTドコモ→2,200~3,300円(税込、機種によって異なる)
- au→3,300円(5G対応のSIMフリー版 iPhone 12、iPhone 12 Pro、Google Pixel 5)
- ソフトバンク→3,300円
という感じで、結構取られるんですよ。
SIMカードの交換に必要なことがあれば、3Gと4G/4G LTEとの変更の手数料など、いろんな理由があるみたいですが、大手の通信キャリアですと、大体3,300円くらいとられます。
大手のいわゆるMNOとよばれる通信キャリアだけでなく、UQモバイルやワイモバイルでも、機種変更手数料は取られるんですよ。
「じゃあ、ahamoはどうなの?」
ということですが、ahamoの場合は、この機種変更手数料は無料となっています。
これも、3,300円くらいするとすると、大体ahamoの1ヶ月の月額料金くらいなので、年間でいうと月額料金が1年間1割引くらいのインパクトがあります。
こんな感じで、実は月額料金は2970円なのですが、手数料を考慮すると、実は実質もっと割引されている感じなんです。
なので、単に表面的な価格だけみて、
「ちょっと高めの格安SIM・格安スマホだな」
って思うと、実は違ったりするところが、奥が深いところなんです(笑)
商売としては、こうやって手数料無料ではなく、月額料金下げて手数料取った方が、見せ方としてはうまいんですが、そのあたりは誠実な企業なんでしょうね。
ahamoのMNP転出手数料
次にMNP転出手数料という、通信キャリアから通信キャリアに乗り換える際に、現在使っている番号をそのままで変更するときにかかる手数料です。
昔は結構別の通信キャリアに乗り換える際に、あたらしい番号にして新規契約で契約する人もいましたが、これだけWebサービスとかいろんなところに携帯番号を登録して、しかも二段階認証とかにも携帯の電話番号を使っていると、もはや番号を変えて別の通信会社にいくとかはほとんど選択肢にないですよね。
そんな現代において機種変更や通信キャリアを変更する際に必須なMNPですが、実は手数料がかかることがあります。
MNPには、転出と転入がありますが、通常手数料を払うのは転出のときです。
なので、他キャリアからahamoにする際は、MNP転出手数料を元の通信キャリアに払うことになります。
ahamoには転入手数料とかはないので、他キャリアからahamoにする場合は、1円も払うことがありません。
ちなみに、他社でいうと、MNP転出時に発生するMNP転出手数料は一律で、3,300円(税込)が発生します。
じゃあ、反対に、
「ahamoから他キャリアに転出する場合はどうなんの?」
というところですよね。
通常、MNPは転出する側で手数料がかかるので、ahamoに払うとしたら、ahamoから他キャリアにMNP転出する際です。
ahamoを使ってみて、やっぱりデータ通信そんなつかわへんから別のもっと安い格安SIMにいきたいわみたいなことがあった場合ですね。
この場合でも、ahamoのMNP転出手数料は無料です。
なかなか珍しいですよね、これは!
普通は、他の通信キャリアにいくような客からは、最後に1円でも金取っとけってのが、通信会社側の思いなんですが。
そして、そうしとかないと、気軽にぽんぽんMNP転出されると、困りますので。
なのですが、ahamoはよっぽど自社のサービスや料金に自信があるのか、MNP転出手数料を取らないんです。
ahamoのユニバーサルサービス料
次に、ahamoでは、他の通信キャリアと同様に、ユニバーサルサービス料というのがかかります。
ユニバーサルサービス料というのは、日本全国においてユニバーサルサービス(加入電話、公衆電話、緊急通報)の提供を確保するために、利用者みんなが負担する料金です。
「なんやそれ??」
って感じかもしれませんが、要するに電話ってインフラなんですよね。
なので、NTT東西において、採算地域から不採算地域に地域間の補填を行うことにより、インフラとしての電話回線の提供が確保されています。
「つまり、田舎の人のために払ってるってこと?」
半分正解で、半分間違えています。
都会にずっといる人なら別ですが、都会の人でも田舎にレジャーにいったりしますし、また都市間の移動でも田舎を通らないと移動できません。
むかし、やたら都会でしか使えず、いなかの電波がわるかったソフトバンクがたたかれていましたが、そういうのをみるとやっぱり結局都会の人も田舎で電話使うわけで、このユニバーサルサービス料は都会に人にとっても有益な負担ではあります。
ahamoのユニバーサルサービス料は、月額3円(税別)となります。
2021年1月利用分から、現在の月額2円(税別)から月額3円(税別)に変更されました。
最近は、田舎だけじゃなく、都市部とかも競争過多で場所によってはネットワークの維持が難しくなってきていることもあり、結局しょっちゅう改定されたりします。
ahamoの月額料金は、2700円(税抜き)なのですが、その月額料金にはこのユニバーサルサービス料は含まれていません。
なので、月額料金に追加で、月額3円(税抜き)を払う必要があります。
ahamoの解約手数料
次は、ahamoの解約時に発生する手数料です。
いくら契約のときに手数料や初期費用が安くても、解約するときに高い手数料を取られると、トータルでのその通信キャリアを使う費用が上がってしまいます。
「ずっと長く使うからいいねん!」
という方もいらっしゃいますが、それでも水物というか、いつなにが起きるかわかりません。
急に海外転勤や海外留学が決まって、すぐに解約しないといけないことになったとかもありますし。
一応、解約のときのことも気にしておいた方がいいです。
ということで、本題のahamoの解約手数料ですが、これも無料です。
解約手数料も無料ですし、契約解除料や違約金のたぐいも無料なので、解約のときに一切費用が発生しません。
もちろん、むかしの通信キャリアにありがちだった2年縛りとか3年縛りみたいな縛りもないですし、契約更新月などもないので、気にせずどのタイミングでも解約することができます。
非常に安心なところですね。
ahamoのSIMロック解除手数料
次は、ahamoのSIMロック解除手数料についてです。
SIMロック解除は、 NTTドコモの携帯電話機に海外のSIMカードなどを入れ替えて使用したい場合や、国内で他社のSIMカードなどを入れ替えて使用したい場合に必要な手続きです。
最近は、MNPとかで結構自由にいろんな格安SIM・格安スマホ(MVNO)を乗り換えるようになり、端末もそれに対応するようにSIMロック解除をする人が増えました。
ahamoでは、SIMロック解除の手続きは、受付条件を満たしている場合、無料でWebから手続きできます。
ロック解除手数料は無料で、特に費用はかかりません。
また、ahamoで新しく端末を購入する場合は、
- 機種を一括払いで購入した場合
- 当該回線または一括請求の代表回線において、ahamoの携帯電話の支払い方法をクレジットカードに設定した場合
のときには、そもそもSIMロックを解除した状態が初期状態なので、SIMロック解除の手続すら必要ありません。
ドコモからahamoへのプラン変更の手数料
次に、一番ahamoに変える人が多いといわれているドコモからahamoの変更の際の話です。
NTTドコモからahamoへの変更は、いわゆるMNPや機種変更ではなく、プラン変更という形になります。
ただ、料金プランを変更するだけという扱いになります。
なので、docomoからahamoへの変更については、解約金や手数料は無料です。
公式サイトにも、以下のように公式に見解が出ています。
ドコモからahamoへ変更する際に、解約金や手数料はかかりません。
ahamoはドコモショップで申し込みできなかったりするので、ついついソフトバンクとワイモバイルみたいな感じなのかと思いきや、ただのプラン変更の扱いなので、docomoからahamoへの乗り換えはかなり手続的には実はシンプルだったりするわけです。
ahamoのSIMカード発行手数料・SIMカード準備料
次は、SIMカード発行手数料とか、SIMカード準備料とか言われている手数料です。
SIMカードを発行してもらう際にかかるものです。
公式サイトを見てみると、公式には以下のようにアナウンスされています。
新規ご契約などで新規発行が必要な際は手数料は0円です。【SIMカード】
ドコモオンラインショップでの再発行手数料は1,100円(税込)(チャットでの発行は2,200円(税込))が別途かかります。ただし、故障による再発行は無料です。※ahamoでSIMカードの再発行の場合は、nanoSIMカードのみです【eSIM】2021年9月時点ではキャンペーン中のため無料(チャットでの問い合わせ含む)です。
ドコモショップでお手続きされる場合には手数料2,200円(税込)が必要です。ただし、メンテナンス中は無料です。
まず、新規でahamoと契約した際などに、新規のSIMカードの発行が必要な際は、SIMカードの発行手数料とかSIMカード準備料みたいな手数料は必要ではありません。
さすがに、最初の1枚は無料で対応してくれます。
問題は、SIMの再発行の際の手数料です。
SIMを抜き差ししていると壊れたとか、端末ごとどっかにやってしまったなどのケースですね。
この再発行では、SIMカードとeSIMでは手数料がことなります。
SIMカードの場合は1,100円~2,200円、eSIMカードの場合は2,200円がかかります。
ahamoの電話リレーサービス料
次に、ahamoでも他の通信キャリアと同様に、電話リレーサービス料がかかってきます。
電話りれ―サービス料については、
「なにそれ??」
って方も多いかもしれませんね。
あまり普段聞く名前ではないですしね。
電話リレーサービスという制度があって、一般財団法人日本財団電話リレーサービスが提供するサービスで、通訳オペレーターが聴覚障がい者等と聴覚障がい者等以外の方の会話を「手話や文字」から「音声」に、「音声」から「手話や文字」に通訳することで即時双方向に電話をつなぐサービスです。
つまり、障がい者のためのサービスを、みんなで負担しましょうというものですね。
この電話リレーサービスを運営するために、公共インフラとしての電話リレーサービスの提供を確保するために必要な費用を、固定電話・携帯電話・IP電話などの電話サービスを提供する、ドコモを含めた電話提供事業者が電話番号数に応じて負担しています。
一般財団法人日本財団電話リレーサービスへ交付する金額をもとに、1電話番号あたりの支払い額(番号単価)を一般社団法人電気通信事業者協会が算定しています。
ahamoでももちろんこの電話リレーサービス料を負担しないとならず、1電話番号あたり(020からはじまる番号を除く)の電話リレーサービス料は、月額1.1円(税込)となっています。
少額なので見落とされがちですが、実はみなさんどの通信キャリアであれ、毎月この電話リレーサービス料を負担しています。
さすがのahamoでも、この手数料は無料にはなりません。
ahamoのahamo WEBお手続きサポート料
ahamoは、基本的には店舗でのサポートや申し込みがありません。
ahamoのオンラインショップで自分で申し込みをして使うスタイルの格安スマホになります。
ただ、
「なんかオンラインとかITとか苦手・・・」
という方もいらっしゃいますよね。
そんな方のために、ahamoでは、docomoショップで手続のサポートを受けることができます。
ただ、docomoやソフトバンク、auのように、店頭でのサポートが無料で無制限というわけにはさすがにいきません。
ahamoでいうと、
- ahamo WEBお申込みサポート:3,300円(税込)
- ahamo WEBお手続きサポート:3,300円(税込)
が店頭でのサポートで支払う必要がある手数料となります。
普通に使っていると、そんな店頭でのサポートをお願いすることってないかと思います。
私も、ずっとドコモを使っていましたが、docomoショップなんて行った記憶がありません。
どうせ混んでてめんどくさそうな印象しかないですし。
なので、まぁ手数料はかかりますが、どうせそんな使わないので、あまり影響はないですね。
ahamoの初期費用はいくらになるの?
最後に、これからahamoにするぞ!という方に、
「結局、いろんな手数料あるけど、ahamoの初期費用はいくらなん?」
というのをまとめておきたいと思います。
初期費用という概念をどこまでの費用と捉えるかは難しいですが、大体ahamoを利用したときに初月に払うお金という感じに取れると、
【初期費用】
- SIMカード発行手数料:無料
- 事務手数料:無料
- 端末代金
【月額料金】
- 基本料金:月額2970円。ただし、月途中で契約すると日割り。
- ユニバーサルサービス料:3円
- オプション代金
【利用に応じてかかるもの】
- 1回あたり5分を超えた場合の通話料
- データをチャージした場合の追加データ料金
あたりがかかってきます。
これに加えて、解約する通信キャリアの解約金や、月額料金が日割りじゃない場合の月額料金などを元の通信キャリアに支払う必要があります。
端末を持ち込んで、オプションを加入せず、利用も無料やプランに含まれるデータ通信の範囲内でしたら、そのままほぼ月額料金だけという認識で問題ないかと思います。
まとめ
今回は、ahamoの各種の事務手数料について、まとめて検討してきました。
ahamoは、月額料金も非常に安いのですが、それに加えて手数料も無料のものが多いです。
また、有料のものでも、他の通信会社も含めて一律料金のものだったりして、ahamoだからこの手数料が高いというのは一切ありません。
手数料って普通に取られてると意外と高くて、特にahamoみたいな月額料金の安い格安スマホ・格安SIMとかだと、1年間の月額料金が1割引きくらいになるんですよね。
なので、ahamoって普段なら3,000円くらいとられる手数料が無料なことが多いんですが、そう考えると、月額料金がさらに安いのと同じようなもので、実は見た目以上にお得感が手数料まで考えるとあったりするんです。
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